(2022.02.25)全国一斉投資被害110番

 無差別勧誘が禁止されたことにより、近時、商品先物取引被害の相談件数は減少していますが、規制を潜脱して、一般市民を勧誘し、取引に引きずり込む先物取引被害は依然として続いています。
 また、無差別勧誘の規制が及んでいない、いわゆるデリバティブ取引(くりっく365、くりっく株365等の取引所取引)や、外貨建保険等の金融商品取引被害や、難解な仕組みの金融商品を次々に乗換売買させるなどの被害も依然として続いており、特殊詐欺、CO2排出権取引、金地金売買等々の詐欺的金融商品被害の相談も衰える気配がありません(警察庁の発表によれば、振り込め詐欺、金融商品取引詐欺などの特殊詐欺の認知件数は関係各所の啓発活動等が奏功し、やや減少傾向にあるものの、令和2年度では1万3000件を超え、被害金額についてもここ数年は年間300億円前後で推移しています)。
 近時は、出会い系サイトやマッチングアプリ等をきっかけとする投資詐欺、暗号資産(仮想通貨)取引への投資、出資に関する被害も急増しています。
 弁護士会としては、これら投資被害の救済と共に、啓発・予防の運動を推し進めていきたいと考えておりますが、商品先物取引をはじめとする商品デリバティブ取引被害や、金融商品取引被害、その他、詐欺的金融商品被害等の実態を把握するために、全国一斉投資被害110番を企画いたしました。


日  時:令和4年2月25日(金) 10:00~16:00
電話番号:☎086ー226-3055
      (事前予約不要。1日限りの臨時電話です。)
相 談 料:無料(※ただし,通話料金はご負担ください。)
問 合 先:岡山弁護士会(☎086-223-4401)

 
 
 

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