警察に逮捕されたら

当番弁護士

 もしあなたや家族・知人が逮捕されたとき、速やかに弁護士が接見に行きます。


  1. 逮捕された方は、警察官等に「当番弁護士を呼んで欲しい。」と言ってください。
  2. 身内の方であれば、下記の番号に直接おかけください。
  3. 弁護士が1回に限り無料で面会にいきます。
  4. 相談後引き続き国選弁護や有料にて私選弁護を依頼することもできます。
  5. 夜間・土日・祝日は留守番電話にて受付をしております。

受付 岡山弁護士会刑事弁護センター 086-223-4401 受付時間 9:00~17:00(土日祝日は留守番電話となります)

当番弁護士制度の紹介動画
 日弁連がYouTubeで当番弁護士制度の紹介動画を作成しています。
 YouTube動画のリンクを貼っておきますので,是非ご覧下さい。
  動画は ☞こちら をクリック!
 

よくある質問

当番弁護士とは何ですか?
 当番弁護士とは、あなたやあなたの家族、知人が刑事事件により警察に逮捕された際に、弁護士が逮捕された人の下へ駆けつけて逮捕された方のためのアドバイスをする制度です。当番弁護士は逮捕勾留中に一度だけ無料で利用できます。

当番弁護士の役割とは何ですか?
 当番弁護士は、逮捕された人のために刑事手続きの説明をしたり、捜査段階で不利な取り扱いを受けないためのアドバイスをしたりします。また、必要があれば弁護士を通じて家族との連絡をとることもできます。

当番弁護士を呼ぶにはどうすればいいですか?
 逮捕された本人の場合には警察官、検察官、裁判官等に「当番弁護士を呼んで下さい。」と頼んで下さい。

 逮捕された人の家族、知人の方が呼ぶ場合には、岡山弁護士会(086-223-4401)に電話で連絡して下さい。

連絡いただく場合には、


1.逮捕された人のフルネーム、生年月日
2.罪名(事案の概要)
3.留置されている場所
4.逮捕された日
5.依頼される方の氏名・連絡のつきやすい電話番号
6.逮捕された人との関係


などをわかる範囲でメモしたうえで電話いただくと手続きがスムーズです。夜間・土日・祝日は留守番電話にて受付をしております。
 当番弁護士は、速やかに逮捕された人に面会致します。

当番弁護士を頼んだ後はどうなりますか?
 派遣された当番弁護士に引き続き弁護を依頼したい場合は当番弁護士に申し出てください。当番弁護士が弁護を引き受けた場合には、私選弁護人として活動することになります。費用等については当番弁護士にご相談ください。
 また、一定の要件をみたす場合には当番弁護士を頼んだ後でも国選弁護人を依頼することも可能です。

弁護人とは何ですか?
 身体を拘束されている方や犯罪の嫌疑をかけられている方の依頼に基づき、継続的に相談に乗ったり、警察や検察から不当な取扱いを受けている場合には止めるよう要請したり、刑事処分の結果が軽減されるように活動を行ったりする弁護士のことです。

私選紹介制度とは何ですか?
 警察に逮捕・勾留された場合や警察から犯罪の嫌疑をかけられていて継続的に活動してくれる弁護士を依頼したいが、知っている弁護士がおらず誰に頼めばよいのか困っている方のために、岡山弁護士会が私選弁護人候補者となる弁護士を紹介する制度です。
 当番弁護士を呼んだが、改めて継続的に活動してくれる弁護士を依頼したいという場合も私選紹介制度を通じて弁護士を依頼することができます。

私選紹介制度を利用するにはどうしたらいいですか?
 まずは岡山弁護士会(086-223-4401)に電話で連絡する、もしくは警察官に「私選弁護人を依頼したい。」と伝えて下さい。必要書類等をご案内いたします。なお、本人からの申出に限りますので,家族等からの申出はできません。

弁護士費用について(私選紹介制度)教えて下さい
 弁護士費用については、紹介された弁護士とよく相談して決めて頂くこととなります。

国選弁護人の役割を教えて下さい
 国選弁護制度は、刑事訴訟手続において、被疑者・被告人が貧困などの理由で私選弁護人を選任することができないときに、国がその費用で弁護人と付することで被疑者・被告人の権利を守ろうとする制度なので、国選弁護人の役割も私選弁護人の役割と異なることはありません。

国選弁護人を頼むにはどうしたらいいですか?
 国選弁護人を頼むには、勾留された被疑者が、裁判所から送られてきた国選弁護人請求書に必要事項を記載の上、裁判所に返送します。

弁護士費用について(国選弁護人)教えて下さい
 国選弁護の費用は、基本的には国の負担となりますが、判決で訴訟費用を負担するものとされた場合には被告人が自ら負担する必要が生じます。