(2023.12.23)シリーズ憲法講演会No.33「53条訴訟の意義と今後の課題」
2017年6月22日に野党議員が日本国憲法53条及び国会法の規定に則って臨時国会の召集を要求したところ、当時の安倍内閣は、召集要求から98日後にようやく臨時国会を召集しましたが、会議の冒頭で衆議院を解散したため、結局国会審議は行われませんでした。
この臨時国会召集要求無視について岡山地裁をはじめとして東京・那覇でも憲法違反を問う訴訟が提起され、2023年9月12日に最高裁判決がなされました。多数意見は棄却でしたが、憲法違反になりうるとの反対意見がつけられました。
現在、緊急事態を想定した国会議員任期延長の憲法改正が議論に挙がっています。しかし、緊急事態においても臨時国会や緊急集会を適切に運用することによって国会を適切に機能させることが可能なはずです。53条訴訟最高裁判決を題材に、国会制度と民主主義のあり方を考える講演会を行うこととしました。
< シリーズ憲法講演会No.33 >
開催日時:2023年12月23日(土)15:00~17:00
(開場14:30)
開催場所:岡山弁護士会 2階大会議室(岡山市北区南方1-8-29)
& YouTube配信あり
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特記事項 弁護士会館には専用の駐車場はありませんので、公共交通機関か近隣のコインパーキング等をご利用ください。
参加料金:無料
予約要否:不要
【 オンライン登壇 】
伊藤 真 氏(弁護士・法学館憲法研究所所長)
高井 崇志 氏(元衆議院議員・原告)
主催:岡山弁護士会
共催:日本弁護士連合会,中国地方弁護士会連合会
お問い合わせ先:岡山弁護士会
☎ 086-223-4401 (平日9:00〜16:30)
◆◇ 詳しくは以下のチラシをご参照ください。◇◆
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