(2019.09.10)勉強会「国際化時代に外国人調停委員の必要性を考える ~異文化を理解した調停のために~」
私たちが普通に生活をしていて巻き込まれるトラブルを簡易な話し合いの手続きで解決するために設けられたのが、簡易裁判所の民事調停と家庭裁判所の家事調停です。
その調停の進行役となるのが「調停委員」で、市民感覚を生かして、非常勤国家公務員として身近なトラブルの解決に努力しています。
ところが、この数十年、なぜか外国人は全国で一人も調停委員に任命されていません。外国人はなれないという規定はないにも関わらず、外国籍の方が排除されることが続いています。外国出身でなく日本で生まれ育ったにもかかわらず外国籍というだけで排除されている現実に驚きを感じませんか。
そもそもあまり知られていない裁判所の調停とはどんな役に立つのかというお話から、国際化の時代に外国人の調停委員がなぜ必要か、外国人を委員から排除してしまうことはどういうことなのかなどを、皆さんとともに考えたいと思います。
日 時:2019年9月10日(火) 午後6時00分〜8時00分
※入場無料
場 所:岡山弁護士会館 2階大会議室(岡山市北区南方1-8-29)
※駐車場がありませんので近隣のコインパーキングをご利用ください。
予約の要否:不要
主 催/岡山弁護士会
お問い合わせ先:岡山弁護士会
☎ 086-223-4401 (平日9:00〜17:00)